治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.51】日常生活では痛み無くなった患者様

患者様

30代 女性

2023年2月治療 治療から約5か月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5,5/sの椎間板)に椎間板ヘルニア認められます。

治療前の経過について

2019年    L4/5にレーザー治療を施行後軽快。

2022年10月  腰の下部~お尻の辺りに痛みが出てきた。近医の整形外科にて投薬処方されたが良くならず。

治療について

治療は椎間板のL4/5、5/sの計2椎間に対して、セルゲル法を行いました。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前102010
治療から1週間後7007
治療から1か月後5000
治療から3か月後3000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、足の痛みはなくなったが腰とお尻には痛みがある。

1か月経過時、お尻の痛みが無くなった。引っ張られるような腰の痛みがある。

3か月経過時、普段の生活では痛くなくなった。仕事で作業をすると痛みが出るが治療前と比べて格段に弱くなった。

今回の患者様は、L4/5・5/sのヘルニアでした。

徐々に軽快へと向かっていますが、軽作業の仕事をする際は痛みが出ている状態でした。

治療したことにより痛みのレベルも低下しているのでお仕事をしているときも痛みが出なくなるように我々としても祈っております。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹